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いじめと社会と親と教師
11月19日 A
最近いじめが問題になっていますが、皆さんはどうでしょうか。
いつの時代も人をいじめる子、人からいじめられる子というのは、どこをどうしようとも
出てくるものだとは思うんですが、ちょっと最近のいじめは昔と違ってきている部分があるのも
また事実だと思います。
昔と比べていじめが増えたかどうかは知りません。「最近いじめが多い」と一概に僕は言いたくありません。
確かに増えているのかもしれませんよ。でも、昔はいじめられていても誰にも言えなかったり、
いじめが明らかになってもマスコミがそれを取り上げなかったりしたことがだいぶあると思うので、
単純に明らかになっているいじめの件数だけで「今はいじめが多い」と言っていいのかどうかが
わからないと言っているのです。
ちなみに、ここで言う「昔」というのはわりと最近までのことです。
昔も今もいじめられていることを他人にいうのが辛いことなのは変わりません。
また、マスコミは流行に敏感なので、「今いじめが社会的問題になっている」と
感じたら、やたらといじめ問題をクローズアップしてきます。ですが、「もう
いじめは飽きられる」とマスコミが感じ取ると、さーっとまるでイナゴの大群が
いなくなるかのように彼らはその問題から手を引きます。
飽きるとかそういう問題では無いと思うのですが、現実はそんなもんなんです。
だからいじめの数については僕は何も言いません。
最近のいじめが昔と特に違う大きな点を2つあげてみようと思います。
当たり前のことと言えば当たり前のことですが、とりあえず書いてみます。
まず、いじめに関する意識の変化です。最近のテレビ番組(メチャイケとか)や
芸能人(上島竜平などのリアクション芸人)がその代表なんですが、
「いじり」が笑いの大きなウエイトを占めています。まぁこれは今に限ったことではないんですが、
最近のテレビはちょっとその傾向が強いです。これが普通に問題なわけですが、
いじられたことがある人はかなり共感してくれると思います。
いじられ続けると、精神的にキツいんですよ。マジで。
人をからかって笑う。そんなのは昔からあったことだよ。そう言う人もいると思います。
確かにそうだと思います。ですが、昔と今の大きな違いは、その「いじり、からかい」に対する
傍観者達の意識の違いなんです。
テレビ番組で、人をいじったりするのを見て「人をいじるのって面白いな」子供はそれを
学びます。一度それがインプットされてしまうと、面倒なことになるんです。
教室で人がいじめられていても、それを「酷いこと」というふうに思うのではなく、
「笑いに関する行為」と思ってしまいます。「テレビで芸人はもっと酷い目に遭ってる」
と思うかもしれません。いじめの現場を見て「面白い・面白くない」という感想を
最初に持ってしまうかもしれません。
このことに関して「昔の、人をどつきまくるドリフや
体当たり的芸風のタケシ軍団と、今のいじりの違いを明確に言え」とか言われても、
僕としては微妙に困るので、一つ追加で説明を書いておきます。
今の日本人は、全体的にエンターテイメントに慣れすぎています。
朝から深夜までテレビはやっているし、インターネットもある。
映画と見間違えそうなきれいなムービーのゲームもあるし、
本だって大抵のものは大した苦労もなくすぐに手に入ります。
言い換えると、常に僕らはエンターテイメントにさらされ過ぎています。
テレビをつければ笑いが流れ、ゲームでは信じられない奇跡を体験し、
少し時間をかければ超人にでもなれます。ネットでは好きなことを言い放題。
図書館ではただで泣ける出来事を借りて来れます。あとはこれに何でも言うことを
聞いてくれる親がいれば最強です。
そんな「つまらない」と言えば、面白いものが運ばれてくるような生活の中で、
友人関係だけが浮いています。休み時間にすることもなくて暇を持て余す。
そんな時に、ふと目についたキモオタのクラスメイト。
「おい!お前!」
「・・・」
「お前だよ!」
「え?」
「何無視してんだよ」
「いや・・・無視なんてしてないです」
「はぁ?今してたじゃねーか!何ウソついてんだよ!」
「いや・・・そんな・・・」
「じゃあとりあえず何か面白いコトしてよ。そしたら許したるわ」
「え?」
「脱ぐ?」
「いや・・・それは・・・」
「脱いじゃえよ〜・・・はい!もう脱ぐの決定!
みなさ〜ん!これから太田が脱ぎま〜す」
「ありえな〜いwキモいんですけどwww」
お前らぁぁぁ!キモオタをいじめるなぁぁぁ!
(↑魂の叫び)
まぁそんな感じで立場(と力)の弱そうなヤツに笑いを求めていじっていって、
最終的に「キモイよ死ねば」に行き着くこともあるんじゃないかというのが、
僕の考えです。要は昔と違って今は子供が(大人もだけど)エンターテイメント
に慣れすぎているということです・・・かね?
で、最近いじめが変な原因の2つ目を書きますと、教師(や大人)の弱体化ですね。
最近の人って本当に文句言いが多いんですよ。サービス系の仕事(とかバイト)をしたことの
ある人はもう有り得ないスピードで首を縦に振ってくれると思うんですが、本当に最近は(昔からか?)
頭のおかしいユニークな人が多すぎる。スマップもそんな意味での
オンリーワンを歌ってたわけじゃないと思いますけど。
それでですよ。確かに親の皆さん。自分の子供が大事なのはわかりますよ。
でもね。教師にこづかれたぐらいで文句言うなよ。
あまつさえ「担任が気に入らない。代えて下さい」ってどういうこと?
お前、学校って社会に出るための準備期間やで?
将来、子供が就職した時にまで「うちの子の上司は頭がおかしい。代えて下さい」とか
言うんですか?なんか言い出しそうやから怖いけど、実際そんなこと言ったら、
多分首になるのはお子さんですよ。そら、子供も現実の社会を見て絶望しますって。
ニートにもなりますよ。
そんな有り得ない親が増えたせいで、教師が文句を言われることを恐れて、
何も出来なくなっていくわけです。
でも、ここで親ばかりを責めるのは酷というものでしょう。
なぜなら、親が小学生の子供を金髪に染めるような変態で、学校に親自らが
「なんで小学生が髪を金髪にしたらいけないんだ?金髪禁止なんて言うクソ担任
(訳:うんこ担任)がおかしい。先生が自分が髪がないからって子供に八つ当たりしてるだけ
なんじゃないか」などと言ってきたとしても、よく考えたら、文句を言われた教師が
「いや、僕はウンコ担任ではありません」と言い切ればいいんです。
その金髪ヤンキーママが校長に直訴に言ったとしても、そこで校長が
「奥さん・・・転校をお勧めします。転校先は全国から手のつけられない
不良小学生が集まってくるいい感じの小学校ですよ」とかいっとけばいいんです。
教育委員会もそうです。
でも、校長や教育委員会の人はお金にしか興味がないので、文句を言われると、
適当に教師に処分を下すわけです。そりゃあ昼真っから酔っぱらってる教師とかは
解雇でも仕方ありませんが、実際、言うこときかないヤツに天空×字拳的な攻撃を
繰り出すのは仕方ないっていうか仕方ないことですよね。
まぁ、要するに文句ばっかり言う大人と「そーですか」と聞く大人が悪いって事です。
教育の邪魔ですからね。実際・・・邪魔ですからね。
「おい!お前ら!俺のクラスではいじめは許さんからな!人をいじめるようなヤツは
俺がぶん殴ってやる!」
「体罰だー。先生が体罰なんてしていいんですかぁ?」
実際問題、こんな事言い出すヤツはほぼ100%いじめっ子ですからね。
ごく希に、単に反抗したいだけの、盗んだバイクで走り出しそうな子もいますけど、
基本的にいじめっ子ですよ。本人に自覚はなくてもそうです。
(じっちゃんの名にかけて!)
こんな生意気な生徒をこづいて、職員室に連れ込んであんなことやこんなことができないとしたら、
そりゃあ悪ガキは止まりませんよ。ていうか止まれませんよ。
だってあいつらはあれですよ。つい最近まで、頑張ればヒーローに変身できるんじゃないかとか
思ってたようなやつですよ?ポーズ決めながら「シャキーン」「ブシュ」「ドガ」とか言ってた子供ですよ?
ブレーキがついてるわけがない。
だから、教師が適当なところで止めるために怒らなければいけない時もあると思うんですが、
それを邪魔するのもまた大人なんですね。変な話です。
この話にも少し追加説明を書いておきますが、昔は子供を小学校に入れる時、
親の方もあれこれ気を遣ったそうです(母親談)。
うちの子が小学校で座って先生の話を聞けなかったらどうしよう。とか色々と親の方でも
頑張って、子供にじっと座らせる訓練をしたり(子供は基本的にじっとするのが嫌い:たまに例外もいますが)
したそうです。でも、今は、授業中じっとすることができない子も中にはいるそうで、
小学校1年生の段階から教室が有り得ない状況になっているところもあるそうです。
やっぱり親の責任ってのは重大だって事ですよ。